DOUBLET & TAAKK 27SS Collection Review

みなさんこんにちは。FEVERの前田です。

今回は、DOUBLETTAAKKの2027 Spring/Summer Collectionについて書いていこうと思います。

私なんかがコレクションをレビューするなんて烏滸がましいですが、一ファッション好きとして感じたことを率直にお伝えできればと思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

では、まずdoubletから。

今シーズンのテーマは、「A DAY IN THE LIFE」、そして**「未来素材、日常へ。」**

空気や木、炭素、バナナなど、これまで”未来の素材”として語られてきたものが、特別な存在ではなく、朝起きて何気なく袖を通す服の素材になっている未来を描いています。

ショーでは、一人の人物の「朝・昼・夜」という一日の流れを追いながら、新素材がすでに日常へ溶け込んだ世界を、ダブレットらしいユーモアと遊び心を交えて表現していました。

未来を描きながらも、どこか親しみやすく、思わずクスッと笑ってしまう演出は、まさにダブレットならでは。服だけでなく、ショー全体を通してブランドの世界観を存分に感じられるコレクションだったと思います。

ショーの中でも印象的だったのが、どこかで見覚えのある、黒のタートルネックにデニムを合わせた男性のルックです。

彼が手にするものは、リンゴから封筒、そしてスマートフォンへと移り変わっていきます。一方で服装自体は大きく変化していないものの、朝から夜へと時間が進むにつれて、どこか野暮ったかった印象が徐々に洗練された雰囲気へと変化していくように感じました。

こうした細かな演出によって、一人の人物の一日を描くという今シーズンのテーマ「A DAY IN THE LIFE」がより明確に表現されており、このルックはコレクション全体を象徴する重要な存在だったのではないかと思います。

パロディを取り入れたダブレットらしいアプローチも健在で、ブランドならではの遊び心は今シーズンも存分に感じられました。

単なるオマージュで終わらせるのではなく、独自の視点やユーモアを加えることで、新たな価値を生み出しているのもダブレットならではの魅力だと感じます。

また、小物類にもダブレットらしいユーモアが詰め込まれていました。

スターバックスのカップを思わせるバッグや、札束をモチーフにしたバッグ、さらにはコンビニのレジ袋を彷彿とさせるバッグなど、誰もが見覚えのある日常的なモチーフを、ラグジュアリーなファッションへと昇華させたアイテムが印象的でした。

遊び心がありながらも、しっかりとコレクションの世界観に溶け込んでいるのは、ダブレットならではの魅力だと感じます。

ショーのリンクも貼っておきますので、お時間のある方はぜひご覧になってみてください。写真だけでは伝わらない演出や空気感、コレクション全体のストーリーをより深く感じられると思います。

https://youtu.be/GSunql6Ns0U?si=n5s1uD0w42CWfYNp

続いては、TAAKKの2027年春夏コレクションです。

今シーズンのテーマは**「The Ability of Discovery(発見の眼差し)」**。

着想源となったのは「花」と写真家アーヴィング・ペン。身近なものの中に新たな価値を見いだすという考えのもと、TAAKKが得意とするテキスタイル開発をさらに追求したコレクションとなっています。

今シーズン、私が特に印象的だと感じたのは色使いです。

シャツやジャケットから覗く鮮やかなカラーがコーディネートに自然なアクセントを加え、どのルックも上品でありながら存在感のある仕上がりになっていました。

また、花をモチーフにしたプリントや立体的な刺繍も随所に取り入れられており、テーマである「The Ability of Discovery(発見の眼差し)」を感じさせるディテールが印象的でした。

派手さだけで目を引くのではなく、素材や加工、色彩によって花の美しさや時間の流れを表現している点に、TAAKKならではの技術力と美意識を感じたコレクションでした。

また、クラシックなアイテムをベースにしながらも、素材使いや高度なテーラリングによって、現代的な印象へとアップデートされていたのも印象的でした。

中でも目を引いたのが、表地をくり抜くことでインナーを露出させる「テープ刺繍」です。今シーズンはこの技法が数多く取り入れられ、花びらが幾重にも重なるような奥行きや立体感を生み出し、シーズンテーマを象徴するディテールとして強く印象に残りました。

一見クラシックなアイテムでありながら、新しい素材や技法を掛け合わせることで全く異なる表情を見せる。 その絶妙なバランスこそが、TAAKKらしいものづくりの魅力だと改めて感じたコレクションでした。

特に気になったのが、こちらのルックです。ボーダー柄を編みで表現したニットは、どこかクラシックな雰囲気がありながらも、独特の素材感によって新鮮な印象を与えてくれます。深みのあるバーガンディのショーツとの組み合わせも絶妙で、シンプルながらTAAKKらしい素材へのこだわりを感じるスタイリングでした。個人的に1番欲しいルックです。

素材や加工によって新たな価値を生み出す姿勢は、改めてTAAKKらしさを感じさせてくれます。今後入荷するアイテムを見るのが、ますます楽しみになる素晴らしいショーでした。ショーのリンクも貼っておきますので、お時間のある方はぜひご覧ください。TAAKKの世界観をより深く感じていただけると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=m6dYf44dq7M

いかがだったでしょうか。

今回は、DOUBLETTAAKKの2027年春夏コレクションについてご紹介しました。

実際にショーを見て感じたことを、自分なりの視点でまとめてみましたが、少しでもコレクションの魅力が伝わっていれば嬉しいです。

これからは展示会にも足を運び、実際にアイテムを見て触れながら、その魅力を皆さまにお届けしていきたいと思っています。

個人のSNSでも展示会の様子やおすすめアイテムなどを発信していますので、よろしければぜひ覗いてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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